昨日レートに潜っていると結構面白い試合があった。
【此方の選出】
【相手の選出】
初手ゲンガーリザ対面。ここでゲンガーを切ってしまうと裏に居るであろうピクシーの処理が不可能になるのでボルトを後投げ。
Xだとしても物理技なら耐えるし、Yでもニトチャなら電磁波を入れる事が出来る。
しかし無情にもYにメガシンカした上に火炎放射をぶっ放してくる。ボルト死ぬ。
既に絶望的。ゲンガーには道連れすら入れておらずリザを倒す手段が無い。
キノガッサはポイヒであるためリザには圧倒的不利。しかしゲンガーを出してもやる事が無い上、ゲンガーを切るとどの道ピクシーで詰んでしまうのでノータイムでキノガッサ出し。
すると相手は炎技ではなくカバに引く。胞子をカバに当てて気合パンチ連打でカバを処理する。死に出しピクシーに対しゲンガーを後投げし、身代わりを張ってからヘドロ爆弾3発でピクシーリザを飛ばして此方の勝ち。(リザにニトチャは無かった)
なぜキノガッサリザ対面で引いたのか?という理由は考えるまでもなく襷警戒だろう。
もしリザードンが襷封じで落とされてしまえば、霊技毒技鬼火身代わりという至ってありがちな構成のゲンガーで裏のカバルドンピクシーが壊滅してしまう。
そんな難しくなる行動をするよりも、カバでガッサの襷を潰しつつ、もう一度リザを繰り出してゲンガーとガッサを処理するというルートが一番安定と考えたのだろう。
ただその「一番安定」するはずだった行動が裏目に出てしまい、想定していなかった手によって相手に一杯食わせた形になる事を「意表を突く」と表現する。
意表を突けるポケモンというのは得てして使用率が低い種族(もしくは型)であり、もしポイヒガッサの割合が全体ガッサの内2割でも超えていれば相手もポイヒガッサを想定した行動をしてきたかもしれない。
何が言いたいかというとポイヒガッサが想定されなくなった辺り世代の変化というものを顕著に感じますねってことを言いたかった。