読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

万物快楽理論

ポケモンブログです。

思考のタイプ

雑記

思考タイプ 抜群:格闘 半減:超 悪

 -----------------------------------------------------------------------------------

思考の仕方

単体考察にせよ構築を作る際にせよ、軸を決めたり取り巻きを決めたり周りの面子を決めたり、さらにそこから配分、技、特性、持ち物を決める際には勿論頭を使います。

 

どのようにすれば勝率が伸びるだろうか。

どういった軸にすれば選出が歪まないだろうか。

人の構築をアレンジして使うにしてもそのまま使うにしても、一度全体を見直して大まかな改善ポイントを探さない人は居ないでしょう。

例えばスイクンに波乗りが採用されていたとして、それを何も思わないまま波乗りにして運用する人は少ないでしょう。「熱湯でも良いのでは?」と少しは検討するはずです。

 

このように、一つの構築を考えるだけでも軽く10は越すであろう思考のプロセスを経て構築というものは作られます。

 

しかし、誰しもが同じ考え方で構築を組む訳ではありません。

皆が皆同じ考え方であるならば、使いたいポケモンを決めた後に固められる周りの面子や配分は全て同じになるはずです。(勿論各個人の知識の差にも寄りますが、今回はそれを考慮しないものとします。)

そうならないのは思考の仕方が人によって違うからであり、その思考の仕方は大きく2つに分けることが出来ます。

 

 

1つは論理的思考により強く理詰めで考えるタイプ

 

理詰めとは思考を理屈や論理だけで押し進める思考方法です。

「安定した思考方法」であるともいえます。

 

例えばガルーラを使いたいとなった時にネックとなるのは、タイプ上不利を取る格闘(ローブシンバシャーモなど)や相手のガルーラです。

また、ガルーラ自身の消耗(ゴツメ/鮫肌/反動など)により相手の後続の圏内に入ってしまうのもガルーラの欠点です。

この両点を最も安定してカバー出来るのはクレセリアであるため、ガルクレセの並びが出来ます。

 

次にこれらに一貫する(もしくは対処が厳しい)ギルガルド/ゲンガー/毒持ちに対して強く出る事が出来るポケモン、この最適解はヒードランとなります。

この時点でガルクレセドランの並びが完成しました。

ここまでの思考の手順に「~だと思うので」「~かもしれない」のような感情は入っていません。

(「厳しい」は噛み砕いていえば「大変」となり感情表現の一つにはなるがこれは理詰めをする上で排除すべき感情とは少し違う)

 

このように、自らの感情を挟み込まずに思考する手順を理詰めといいます。

 

 

 

もう1つは直感的思考により感情を通して考えるタイプ

 

残飯ギルガルドやHBボルトロスという存在が生み出されたのはこういった思考の持ち主によるものです。

 

ギルガルドを例えにすると、ギルガルドというポケモンはご存知の通り耐久値が並以上であり、一致弱点を受けても威力が高くなければ1発は耐えます。

また、A(C)も他の一般ポケモンに比べて高い数値を持っており、長生きさせてしまうと高い打点で殴られ続けいずれジリ貧に持ち込まれます。

ギルガルドは一度攻撃するとBDが大幅に下がってしまう欠点がありますが、それも自身の技「キングシールド」でカバーする事が可能です。

ギルガルド自身のSが最遅を取られていれば下から殴る事も困難となるため、基本的にはギルガルドの上からギルガルドを攻撃しなくてはなりません。

しかし前述のように耐久値が高いので、手っ取り早く倒すには弱点技を打つ他ありません。

そこに付け込んだのが弱点保険ギルガルドであり、早く倒さないとジリ貧になり、しかし早く倒そうと弱点技を打つとギルガルドをパワーアップさせてしまうというジレンマに持ち込む事が出来る。

 

このような思考のプロセスを経て弱点保険ギルガルドは誕生したと思われます。

上記の例えに此方の感情は一切入っていません。

つまり保険ギルガルドは「理詰め」によって考えられた型となります。

 

ここに一石を投じたのは「HS残飯まもみがギルガルド

優秀な耐性と上述のジレンマを利用した非常に革新的な型であり、出た当初は「当たったら事故」とまで言われるほどでした。

今では至って一般的な型ですが、一番最初にこの型を考えられた方は「直感的思考」の持ち主といえるでしょう。

 

ギルガルドには弱点保険」という固められた理屈に反し、恐らく「思い付き」を具体化して作り上げられたであろう残飯ギルガルドは、感情を一切取り除いた理詰めでは考え付く事が出来なかった結論の一つとなります。

 

 -----------------------------------------------------------------------------------

 

ここまでつらつらと書いておいてつまり何が言いたいんだ、というと、前者の「論理的思考の持ち主」は所謂消費者の立場であり、環境を生み出していくのは「直感的思考の持ち主」であると私は思います。

 

直感的思考の人が作り上げた環境を、論理的思考の持ち主が固めていく。この繰り返しでポケモンの環境は移り変わっていくのだと思っています。

つまり直感的思考の人が居なくなってしまえば、ずっと同じ環境でポケモンをせざるを得なくなってしまうかもしれません。

ただし、論理的思考の持ち主が直感的思考を出来ないか、と言われるとそうではありません。

また逆も然りです。

なので、時には視点を変えてポケモンを見てみるのも面白いかもしれませんねって言いたかった。(上手くまとめたつもり)

 

某Vさんはどちらかといえば直感的思考の持ち主だったので、この人を失くしたのはポケモン界隈にとって実はダメージなのではないだろうか?