万物快楽理論

ポケモンブログです。

各種スイクンの点数

 

スイクンの特性:貯水

 

 現在PGL上で発表されているスイクンのkpは2位。

異様な伸び方です。

 

恐らくこれは試験的に採用している人が多い為であり、しばらくすれば妥当な順位に戻ると思っています。

がここまで数が多いと型/構成/配分もかなりの種類に分かれるので、ここで整理、さらにその型の点数(独断と偏見)、を書いていこうと思います。

 

二度目になりますが、あくまで点数は独断であり、私の感覚で決めています。

「へぇ~この人はこの型をこんくらいの強さだと思ってるのか~」程度の気持ちで見ていただけると幸いです。

 

-----------------------------------------------------------------------------------------------

点数は1~5の五段階で評価。

1~5は零度非所持ゴツメスイクン。6~8は零度非所持カゴスイクン

9~は零度スイクンの型評価となりますが、持ち物が多岐に渡る為それぞれの項目で持ち物を記載しておきます。

------------------------------------------------------------------------------------------------

零度非所持スイクンの型の評価

 

1.熱湯/凍える風/ミラーコート/リフレクター

【点数:2点】

シーズン9~10に大きく数を増やした個体。

Sを113まで引き上げ、凍える風/リフレクターを持たせる事で物理ポケモンに対して厚くなれる。

ただシーズン10に入った頃からスカーフガブリアスが数を増やし、またメガボーマンダと対峙した際に押し負けてしまう可能性があるため凍える風自体の評価が低い。

ミラーコートも自らの役割を放棄してしまう技な上、ボルトロスが草結びを捨てて悪巧みを持ち始めた為ミラーコートを打つ機会がほぼない。

 

 

2.熱湯/冷凍ビーム/どくどく/眠る

【点数:3点】

 熱湯/冷凍ビームである程度の対面性能を確保しつつ、高耐久を毒+眠るで崩せるタイプのスイクン

ボルトガルガブスイクン炎霊の並び(所謂''厨パシリーズ'')では共通してこのタイプのスイクンが採用されていた。

ただし今はスイクンを起点に出来るガルスイクンの身代わりが増えてしまい、隙を見せやすいポケモンとなってしまった。

評価が控えめな一番の理由は零度スイクンの再来であり、高耐久は零度で突破できる為完全に株を奪われてしまう形となった。自身が零度スイクンに負けてしまうのも悪い点。

 

 

3.熱湯/ほえる/眠る/寝言

【評価:4点】

マンムースイクンの並びのスイクンは大体このようなタイプだった気がする。

ガル地面クレセドランの並びに滅法強く、また寝言/ほえるを持っている為、素眠りの状態でも相手の物理に対して隙を見せにくい。

飛行に対する大きな打点が無いが、ステルスロック込みならほえると合わせて削りが出来る。

 

身代わり持ちに対しても起点にされないのはほえる持ちの強み。今使っても遜色無く強いはず。

 

 4.熱湯/冷凍ビーム/眠る/寝言

【点数:3点】

3のほえるを冷凍ビームに変えた形。ただし派生順としては4→3となる。

氷4倍組や飛行に対して打てる冷凍ビームを採用する事で対面性能が上がっている。

 

ただしほえるを切った事で身代わり持ち/特殊に対して隙を見せやすくなり、また寝言で引く技が熱湯/冷凍ビーム/眠るの三種なので、相手に適した技を引き当ててくれないと物理であっても起点にされてしまう不安定な要素を持つ。

相手のスイクンに対して何もすることが出来ないのも欠点。

 

 

5.熱湯/瞑想/眠る/寝言

【点数:3点】

物理に対しては熱湯で隙を消しつつ、特殊面は瞑想でカバー、それに伴って熱湯で相手に与える負担も増す。

スイクンミラーにも弱くなく、また1回積みさえすればガルーラの身代わりを壊せるので積めれば身代わり持ちに起点にされることもない。

 

ただし4と同じで、寝言で引く技が熱湯/瞑想/眠るの3つな為、物理と対峙した際に素眠り状態だった場合は3割近くの確率を引かないと完全に起点にされてしまうリスクを持つ。

 

 

6.熱湯/冷凍ビーム/瞑想/眠る

【点数:3点】

恐らく最もスタンダードなねむカゴスイクン

低火力~中火力の特殊を起点にし詰ませる事が出来るので、此方の物理を受けに来た受け志向のポケモンを起点にする立ち回りが一般的。

物理面も熱湯/冷凍ビームの2ウェポンなので一定の対面性能は持ち合わせている。

この型の派生として、氷技を凍える風にしているタイプもいる。

 

ただし持ち物がゴツメでない以上、ガルーラに対する耐性はほぼない。

対面から火傷を引いたとしても勝てるか怪しい。

 

7.熱湯/ほえる/瞑想/眠る

【点数:1点】

瞑想スイクンミラーになった際に優位を保てるスイクン

また、バトンのような積み技を勝ち筋とするギミックを崩壊させることが出来る。

 

ただし、ガルーラは勿論だが、竜連中にも勝つ事が出来ない。

今使うには少々どころかかなり動きにくいスイクンだと思う。

 

副産物として身代わりガルーラに隙を見せないのは評価点。

 

 

8.熱湯/身代わり/瞑想/眠る

【点数:5点】

今一番強いと思っているスイクン。''ブラニースイクン''とも呼ばれる。

身代わりを持つ為スイクンミラーで不利になることはなく、積んだ後に急所を引かれて事故死のようなリスクも軽減出来る。

相手の後投げから何かポケモンが出てきたとしても、身代わりを置いておけば少なくとも1回の行動を確保出来るのも強み。

 

あらかじめ積んでおけばガルーラの身代わりにも対応出来る。

 

欠点といえば氷技を切っている為カイリューボーマンダとは殴り合えない点くらいか。

 

 

 

 ・零度所持の型の評価

 

9.熱湯/冷凍ビーム/絶対零度/神速  @チョッキorゴツメorオボン

【点数:4点】

フルアタ構成の零度スイクン。恐らく一番スタンダードなタイプ。

熱湯/冷凍ビームで対面性能を保ち、高耐久は零度で処理。また削りきれなかった分は神速でカバーが効く。

絶対零度を採用しているためスイクンミラーで不利になることは少なく、また従来のスイクンでは突破が難しかったナットレイや舞羽メガリザXのケアもリスクは伴うが可能。

 

今使うなら身代わりガルゲンに対応出来るように熱湯→波乗りにした方が強いはず。

 

 10.熱湯/絶対零度/神速/ほえる  @ゴツメ?

【点数:4点】

氷技を切り、相手の身代わり持ちに対しての隙を完全に消せるほえるを採用したタイプ。

上述のブラニースイクンでも対応が出来ず、ミラーの性能はトップクラス。

持ち物は多分ゴツメ。もしかするとオボンとかもあるかもしれない。

 

ただ氷技が無く(厳密にいえば零度も氷技だが)、4倍竜連中との殴り合いでは不安な点が残る。

また、これはほえるスイクン全体に言えることだが、相手がラス1になった場合はほえるが完全に無力となってしまうのも注視すべき点。

 

 

11.ハイドロポンプ/冷凍ビーム/神速/絶対零度 @ゴツメorオボンorチョッキ

【点数:2点】

基本的にHC基調。

ウルガモスに隙を見せないが外すとやばい。チョッキ以外を持たせる場合ギガドレもやばい。しかもジュエルが無いせいで仕留めるには2発必要。

 

メインウェポンがハイドロポンプの為身代わり持ちには不安が残る。

 

また、Cに振る関係上耐久が薄くなってしまい想像以上に柔らかくなる。

 

 

12.熱湯/凍える風/絶対零度/神速? @ゴツメorオボンorチョッキ

【点数:1点】

強いかどうかはともかく暢気なのにSに振る事自体アホらしい。

 

 

13.熱湯/絶対零度/眠る/寝言 @ゴツメ

【点数:2点】

零度非所持スイクンで紹介した寝言シリーズとは違い、寝言で引ける技が熱湯/絶対零度/眠るの3つとなるため、物理に対して隙を見せにくい...と見せかけて実はそんなことはない。

 

絶対零度の命中率が不安定すぎるのが問題。「絶対零度は外れるもの」と仮定してしまえば実質7割近い確率で相手に無償の行動を許してしまう。

牽制にはなるかもしれないが、相手から見ても「3割の確率で零度を引かれ、さらに3割の確率でそれが命中するなら仕方ない」と割り切って行動してくることは十分に考えられる。

 

熱湯を波乗りに変える選択肢が取れない為身代わり持ちにも強くないのが難点。

--------------------------------------------------------------------------------------

 

 

 

私が見たことのあるタイプのスイクンだけまとめました。

こう見るとスイクンには身代わりが刺さりやすい事が分かります。

 また、身代わりケアとしてほえるを採用するタイプのスイクンは大体氷技を切っています。

 

なので、零度スイクンにお困りの方は今すぐPTの龍に身代わりを持たせましょう。